材質テクスチャだけでスフィアもエフェクト、強い照明もナシ
で静止画フィニッシュに持っていけるとはまさか想像してなか
ったですがやれば出来るものですね、MMD初期と違って高解像
度画質の恩恵を受けて表現の可能性の幅も広がりました。
せっかくソフトやハード周りの出力レベルが上がっているので
扱う側もそれなりに色を具体的に見れたほうがよいと思います。
(顔影の色は肌ベース色より彩度を高くかつ暗い色であるとか)
自分の場合はRGB値を意識して色作りをするようになって2年位
ですが成長が遅いので現段階でやっとこのくらい、継続している
からと言ってどんなスキルでも自然に身につくとは限りませんか
ら(棚ボタは期待薄)大事なコトはそれ相応の意識で臨みましょう。
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<<オールインワン・顔テクスチャ作成例の紹介>>
(事前確認事項)
・お使いのMMDモデル使用規約でテクスチャ改変可かどうか確認
(使用ツール)
・レイヤー機能ありの画像編集ソフト
・PMXエディタ
(使用画像)
・モデルに適用されている顔テクスチャ画像
(作成方法)
・ベース色で塗りつぶしその上に影色とハイライト色をのせる。
(手順紹介)
・画像編集ソフトを開き新規作成でサイズを2048×2048pixel
に設定し、肌ベース色で塗りつぶす。
(肌色参考値:R 243、G 219、B 213)
明度100%(HSBのB値)にしても大丈夫です。
ただベース色を白に近付けすぎるとハイライト色が映えなく
なるので単色で少し暗いかな程度のほうがバランスが取りや
すいかもしれません。
・モデル付属のテクスチャを見てアタリをつけて影を描く。
MMDエフェクトで影付けするのであればこの工程は省略してOK。
(影色参考値:R 243、G 201、B 192)
首に影があると立体感が出ますからそこだけでもあったほうが
いいですね。
影色は肌ベース色を基準に彩度を上げて明度を下げれば作れます。
明度のみ下げると顔色が悪く見えますよ。
レイヤー合成モードは通常または乗算、不透明度を下げて濃さの
調節が出来ます。
キレイな形を描く練習になるので影描きはフリーハンドよりペ
ン(パス)ツールや矩形、曲線ツールを利用してみてください。
最初はうまく描けなくても何度か挑戦するうちに良くなります。
立体をむりやり平面に描き起こしてるからちょっとムズカシそ
うな部分は触らなくても構いません。
個人的に影が欲しいのは前髪の落影、耳の中、耳下から首、顔の
落影(首)、鼻スジ、口の中。
あと眉の落影は可動パーツの為、テクスチャで描けないので別
の方法でつけたりもします。
(続きます。)