有彩色だと色が持つ雰囲気に多少流されたり背景色や地の模様が
目に入ったりしてカタチや質感表現がちゃんと描けているか把握
しにくい時があります。
そういう場合は画像編集ソフトのグレースケールなどでモノクロ
に置き換えて色情報をシンプルにしてみるのはどうでしょうか。
左右2枚の画像をパッと見ただけでも稜線の内側、稜線間を繋いでる
要は石膏像のボディ部分の描き込み密度/質感表現に結構差が出てい
ますね。なんと言うか中身が詰まってる表面のデコボコが手に取る
ように伝わってくるカンジ。
デッサンは稜線=線描画以外の場所を如何にそれらしく情報で埋め
られるかなんだと改めて思いましたが、チェックするポイントは
中間色ハーフトーンの豊かさとか適切にトーンが置いてあるか等
情報が減って自分でも掴みやすくなりました。
実際のカラーだとバイオレット色が好きなので色味だけ堪能しちゃう
んですよねー、それで満足してあまり課題が浮かび上がって来ない
ところがプチ問題だったワケです。
油彩の2作目なのでこれで次に向けて短期目標が決められるかな。
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色味を減らす
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