とても使い勝手の良い絵の練習サイトがありました。
『POSEMANIACS-ポーズマニアックス-』さんのところでは
30秒ドローイングを行ってくれるフラッシュアニメーション
を公開しています。
http://www.posemaniacs.com/blog/thirtysecond
サイトページ内のスタートボタン(CLICK TO START)を押すと
CGモデルのポーズが表示され30秒経過すると次のポーズに切
り替わる仕組みで男性と女性、子供、ゴツい体格の男性など
ランダムに出てきてました。
さっそくトライさせてもらったので見てみましょう。
(No.1~20まで)
なんと言う棒人間、用紙サイズA3に引くストロークの長さ
がもどかしくなるくらいに秒数消化を速くカンジました。
(No.21~40)
ちなみに利き手じゃないたどたどしい運筆の左手で全部
描いてます。
No.30番代になるとガニ股が多いのは足の裏が見える程
極端なあおり角度の構図の為、太ももと膝の距離が近付
いているのを一筆描きした結果です。
20分間ノンストップ40枚はこれ以上続けるとさすがに集
中が切れそうでしたのでやめました。
作品に取り掛かる前に手を描くコトに慣らしたい、準備
運動としては申し分のない環境ではないでしょうか。
『ポーズマニアックス』を活用する上でのポイントですが
・提供されるモデルの画像は奥行き情報がカットされてい
るコトを理解しておく。
→人体クロッキーの経験がある方なら違いが分かると思い
ますが、例えば目の前にいるヒトの奥側が自分側から見え
なくても紙のようにペラペラな物体だと誤認しませんよね。
画像のCGモデルは本当に奥行きが存在しなくてペラペラな
のでクロッキー経験で見えない奥行きを補完出来るくらい
じゃないとただ稜線を抽出するだけの作業になります。
・現実の照明の法則が適用されてない。
→クロッキーモデルさんにかかる照明などでどこを強く描
くかとか強弱を決めてたりするので仮想空間で非現実的な
照明下に存在するCGモデルに違和感をカンジます。
・美術解剖学の知識
→人体を描くなら大前提と思います。ガワだけ拾ってもね。